お着物の装いを楽しむ際に準備しておくポイントがいくつかあります。要点をしっかり押さえておくことで、着付けまでの流れがとてもスムーズになるはずです。
前日までにしておくこと当日の流れに分けて整理していきますので、着る際の参考にしてください。

 

1.準備:前日までにしておくこと

”前日までの準備”をしっかり完了させておくと当日の着付けに集中できるようになり、より美しい装いに仕上がります。
リストを記載していきますので当日の装いのイメージを膨らましながら一つ一つ、漏れがないことを確認していきましょう。

 

1-①お着物を選び、帯や帯揚げなどを決めておく

着物の準備1
ポイントは”格”と”場面”を意識しながらお着物の装いをイメージすることです。
どのような場面に着ていくのか、どのような方と会うのか・・・等を考えながら配慮ある装いを心がけましょう。

—–考えておくリスト—–

着物、帯、帯揚げ、帯締め、(帯留めetc)、帯結びの形

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1-②必要な小物類が全て揃っているか確認する

着物の準備2

—–用意したい着付けに必要な小物リスト—–

足袋、和装用下着、衿芯、腰紐(最低3本)+コーリンベルト(1本)、
伊達締め(2本)、帯板、帯枕

(きものクリップ、補正用タオルは必要であれば用意してください。)

 
前日までにこれらの小物類の確認を行います。上記は一般的な小物準備リストです。お着物の経験を重ねていきながら、ご自身に合った必要な着付け小物・補正類等を揃えていきましょう。
 
 
 

1-③長襦袢に半衿をつける

慣れないうちは時間がかかってしまう半衿付けですが、お着物を楽しむためには必ず必要な作業です。半衿付けで一番気をつけることは、首の後ろ側(うなじ周辺)部分がシワにならないよう縫い付けることです。背中心から両側10cm程(全長20cm位)の部分は、細かく丁寧に縫っていくことを心がけましょう。

ポイント
背中心から肩線にかけての縫い付け部分をしっかりと!

 
 
 

1-④前日までに着物と帯をハンガーに吊るす

たたみジワを伸ばす為には前日から和装ハンガーに吊るしておくことが効果的です。お着物自身の重みによって自然とシワがのびていきます。どうしてもシワが気になるようであれば、当て布をしながら優しくアイロンがけをましょう。

ポイント
・和装ハンガーでお着物を吊るしておく。
・必要ならば、当て布をしてアイロンがけを!

 
 
 

1-⑤バッグやその他の小物類も揃っているか確認する

 

—–その他用意したい小物類リスト—–

履物、バッグ、扇子、かんざし、風呂敷・・・等
※当日の場面に応じて揃えてください。

 

新しい履物の場合は、「前日までに履き慣らしておく」または「手で鼻緒をひっぱっておく」など対処しておきましょう。当日履いた際の”楽さ”が全く違います。また何度も履いている履物の場合、底が剥がれやすくなっていることもありますので、しっかり確認しておきましょう。
湿気の気になる時期には、履物やバッグにカビが生えていることがありますので確認しておくと安心です。
 
 
 

1-⑥雨の日の対策

当日が雨のようでしたら、大切なお着物や草履を雨から守る為に雨の日用のものを準備しましょう。

雨ゴート、雨用の履物
上記2点を揃えておけば安心です。

 
雨ゴートは、「道行と裾よけ」がセットになった二部式のものや、一枚ですっぽり羽織れるもの、素材も正絹のものからポリエステル製のものまで様々です。
”裾から足元”が特に汚れやすいので、裾がなるべく長いものが良いかもしれません。
雨の日用の履物は「雨草履」「草履カバー」「雨下駄」などの種類があります。急な雨にもすぐ対応できるので1種類でも揃えておくことをオススメします。
 
 
 

2、当日の流れ

 

2-① 着付けの前にメイクと髪型のセットをする

お着物の汚れを防ぐ為にメイクとヘアセットは必ず着付け前に行います。また手に付いた余計な油分などがお着物に付かないよう、着付け前には必ず手洗いをしておきましょう。

衿元は、直接肌に触れるので汚れやすい部分の一つです。首に日焼け止めなどを塗る場合や汗が気になる場合はベビーパウダー等で肌をサラサラの状態にしておくと汚れ防止になります。
 
 
 

2-②着付けがスムーズにできるよう、必要な物を並べる

着付けの順番に沿って小物類、着物、帯と準備しておくことで、着付けの流れが非常にスムーズになります。美しく着られるようになるポイントの一つですので、おさえておいてください。椅子などの上に並べておくとより取りやすくなります。

着付けの順番に揃える
1、和装下着、補正(※必要であれば)+腰紐
2、長襦袢+衿芯をいれておく、腰紐、伊達締め
3、着物、着物クリップ、コーリンベルト(腰紐)、伊達締め
4、帯、仮留め用腰紐を数本、帯締め、帯枕、帯板

 
 

3、まとめ

①前日までに、リストを確認しながら必要な物を揃える。半衿を付けも忘れずに
②着物、帯はシワ伸ばしのために吊るしておく
③当日は着付けの順番に着物や帯、着付け小物を並べることでスムーズにお着物を装う

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投稿者: 友衿着物教室

友衿着物教室のコンセプトは「かしこく、たのしく、うつくしく」。Youtubeで「おしゃべり着物教室」を始めました。講師は華道、茶道、着物と和に携わる着物生活歴40年のToshieと聞き役は義娘Mika(乳飲み子あり)の嫁舅でお送りしております。現在は初孫の誕生したばかりのためイベントや出張講座はお休みしてます。

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